今、不安に思っていたり、将来のことを心配しているかもしれません。世の中にはこのように分からないこと・先が見えないことがたくさんあります。そういう問題に我々科学者は一生をかけて取り組み、人類の知識を前にすすめ世界をより良い場所にすべく日々頑張っています。コロナウイルスが心配ならば、理科と算数の勉強をしてください。その積み重ねで今の問題がわかってきて、将来問題解決にあたる基礎力ができます。これを読む君らの中に、科学を学び人類の問題解決に献身する人がでることを願っています。
専門家有志メンバー 小野 昌弘 ( 医師・医学博士(MD, PhD))
<プロフィール>
インペリアル・カレッジ・ロンドン 准教授
免疫学者、Senior Lecturer (Associate Professor), Imperial College London 1999年京都大学医学部卒業、皮膚科医として研修後、免疫学の研究をはじめる。2006年同大学院博士課程修了、京都大学・大阪大学で助教を務めたあと、2009年にヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム長期フェローシップを受賞し、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンに移籍。2013年に英政府系研究助成団体BBSRCからデービッド・フィリップス・フェローシップを受賞、主任研究者として自身の研究室を立ち上げる。2015年、インペリアル・カレッジ・ロンドンから上席講師(米国の准教授に相当)。T細胞と免疫制御を専門として、自己免疫・感染症・がんの研究を行っている。
Commentaires