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新型コロナウィルスと共に生きる上で大切な栄養のこと

更新日:2020年5月23日




新型コロナウィルス感染防止には、①3密を避けること、②今だけ人との接触を8割減らすこと、③十分な手洗いやマスクの着用などが推奨されています。


これらを守ることを前提に、さらに、大切なこと。それは、「カラダづくり」です!!

ウイルスに対する抵抗力を維持し、強いカラダをつくることが、今の時期とても大切なのです。この仕組みを「免疫」といいまずが、免疫能が低下するとウィルスに感染しやすくなります。

従って、極度のストレスを貯めない、十分な睡眠をとる、自宅でできる運動をする、飲酒や喫煙を避けることを心がけ、中でも栄養と食事には十分意識することがとっても大切です!


私達のカラダは食べ物でできています。


毎日とる栄養、食べるものを意識して、新型コロナウィルスにかかりにくい強いカラダをつくりましょう。


ここからは、香川先生がFacebookで発信されている具体的な栄養・運動アドバイスの一部を引用・紹介させていただきます。



<女子栄養大学副学長 香川先生の栄養アドバイス:香川先生のFaceBook より>


急性肺炎など熱性疾患は高蛋白、高炭水化物、高ビタミン食が基本なので、摂取量を下図に示します。




ご存知のように日本では様に蛋白質、炭水化物の摂取量が低下し、低炭水化物食が臨床でも国民の間でも流行していますが、蛋白質を糖新生に消費するので血清アルブミン値が低下し、感染に弱くなります。


また、高齢者が感染で低血糖発作の危険があります。若い女性、高齢者にはBMI※ 18.0以下の人も多いのです。


さらに、日本人は、野菜摂取量が中国の指導の約半分の270gで、白米、白パンですから、ビタミンの多くの摂取量は推奨量を下回って、熱性疾患の場合は低血糖発作があって危険です。


日々のお食事の内容は、上図をご参考にして頂き、是非、日本でもCOVID-19を克服したいものです。


新型コロナウィルスと食事・栄養の情報は、「新型コロナウィルス(COVID-19)を防ぐ栄養学」と題して栄養科学研究所のHPに掲載されておりますので、ぜひ、ご一読ください。


※BMI:Body Mass Indexの略で、世界的に使われている体格指数のこと。一番健康的な指数は、22.0である。


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